JRイン函館のコンセプトルーム「キハ40トレインルーム」に宿泊いたしました。 末尾URL(じゃらん)に記載のある通り、キハ40 802とキハ40 353の部品が多数あります。 サボも4種類展示があります。1日1往復しか拝めない「大沼公園-函館」も。 ・キハ40 802の部品 「ボックスシート」「扇風機」「つり革」「フック」「道南エリア路線図(フレームのみ)」 「非常ボタン」「非常ブレーキボタン」「便所使用知らせ燈」 ロビーにある1人掛けボックスシートや、室内にある座席番号表記(8A8B/8C8D)も 同車のものである可能性が高いと思われます。 ・キハ40 353の部品 「運転台」「運賃表示機」「整理券発行機」 及び車番表記 このうち、キハ40 353の運転台、運賃表示機について実際に操作が可能です。 実際に、ワンマン→主電源→放送→運転支援→AEN (→チャイム鳴動するため、「警報持続」によりチャイム消) の順に操作し、起動するよう記載があります。 このうち、「ワンマン」は実際には「電灯制御」 「主電源」は実際は「乗務員無線」 「運転支援」は実際には「調圧器」の位置に テプラ貼りしたものなので、この客室へ移設するにあたり 五稜郭車両所にて改造したものとなります。 また、運賃表示機やワンマン放送は生きており、実際に系統番号を設定し 運賃表示機を切り替えたり、放送を流したりできます。 整理券発券機は動作しません。 受話器のような制御増幅器(マイク)も生きており、 「アルプスの牧場」オルゴールを流すことができます。 「放送」やAEN、「警報持続」ボタンは従来のものが使われています。 また、AEN投入により白色灯も点灯します。 復帰扱いSWもありますが、後述の理由からATSが動作することはありません。 また、ATS-DNインジゲータは動作しません。 こまかいですが車内運転合図ブザが生きており、合図の種類の表記も残っています。 目の前のモニタでは、現821D相当、新函館北斗・駒ヶ岳経由長万部行きの 前面動画(実際に撮影されたもの)を流すことができます。 画像中では、2021年3月の苫小牧H100投入後に函館へ転じた車が 登場しており、2021年〜2022年ごろにこの客室用に撮影されたものと推定されます。 運転所にあるシミュレータとは違うので、目の前の画面と操作は連動しません。 ただ、実際に逆転機を入れ、変速機を「変」位置としマスコンを開ければ 速度計については上昇します(表示灯「機」「↑」「変」等も点灯します)。 一方ブレーキハンドルを操作してもBC圧があがることはありません。 (空気系統はさすがに部屋内での再現は難しいでしょう…) そのため保ち、重なり位置の作用を実感することはさすがにできません。 また、常用帯にいれても、上がっている速度計の速度は落ちませんが 非常位置に入れると速度計の針は落ちます。 また、この部屋の宿泊者には821Dの携帯時刻表レプリカ(宿泊者仕様)が 渡され、実際に携帯時刻表を掲出することができます。 実際に指差確認してみると、「ピピピピ」という、指差確認のログを残す 音も鳴動します。 最上階大浴場付近のラウンジでは、鉄道関連の書籍が非常に充実しており 気動車関連(183系、急行用、キハ40等)の教本等も複数あります。 ※ホテル内のどの部屋の宿泊者も見ることができます 北海道の学園のキハ40教本もありますので、これを読んで知識を入れて 改めて運転台を眺め、触ってみるのも良いものです。 この他、くず物入れについても実際にJR北海道の車両に搭載されているものが 設置されていますが、この分別タイプがキハ40に搭載された事例は 恐らくないと思われます。 ↑画像クリックにより別タブ拡大 トレインビューについて非常に優れた部屋であることから 函館駅に発車、到着する列車の時刻表があり 番線まで表記されています。到着列車の番線情報はなかなか貴重である他 七飯や大沼からの回送列車もしっかり記載されています。 ※チャックアウト後にあたる10-14時の記載はありません ちなみに、最上階大浴場内にも同様の掲示があります。 着車が入区するのか、折り返しになるかまで記載があります。 非常に気になるのが、森22:15発で、23:00に函館9番に到着する列車の記載があります。 「運転日注意」の表記がなく毎日運転ということになりますが 函館9番はホーム無し番線なので、回送ということになります。 函館9番に入線するキハ150が毎日設定されているとなると結構気になります。 お値段はそれなりにするものの、一般的な観光と合わせて利用すると意外と時間が足りず 家族の理解も得やすいので、個人的には再訪したいと思いました。 (ちなみに朝食はまるかつ水産の回転寿司を含むビュッフェで、一般的にかなり人気があります)