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▼ 隣もトトロさん
> [57889]でクライマー様が書き込まれたキハ31の座席の件ですが今日、改札外から
> 確認した12では座席の撤去はされていない模様です。
> ただし、車番は失念しましたが座席が一部撤去された車両もいます。
> (くまがわ鉄道のKT-311も一部撤去されています。)
> キハ31の座席の確認は自分も今後の課題とします。
2006年までの時点で私が把握しているキハ31の座席配置は以下の
通りです。
# 転換クロス(原型座席配置)
12,13,14
# 転換クロス(4席撤去)
1,2,3,4,5,16,17,18,19,20(K-T311)
# 転換クロス(7席撤去)
7,8,15,21,23
# ロング(8席のみ転換クロス残存)
6,9,10,11,22
ここ最近の様子は全く掴めておりませんので、チェックして頂けると幸いです。
▼ ROKUさん
>▼ クライマーさん
>> キハ31 19の客室
>> 新製冷房車にもかかわらず扇風機併用という点が、当時の国鉄の
>> 台所事情を表しています。
>これはむしろサービスで付けたのでは?
特殊な用途で製造されたキハ66/67形を別にすれば、国鉄の一般型
気動車で新製時から冷房が取り付けられたのは、キハ38やキハ31・
キハ32・キハ54-0のグループが最初になります。
新会社の経営基盤整備のために製造されたキハ31・キハ32・キハ54-0
には、他の交通機関との競合の観点からも冷房装置は必須ということに
なったようです。
単行運転を前提としたこれらの車両では、自車で完結する冷房装置が
必要ということで、駆動機関直結クーラーかバス用のサブエンジンクー
ラーが採用されましたが、キハ31は後者の方式(AU34)となりました。
AU34では混雑時に容量が不足するということで、扇風機が併用された
キハ31の空調ですが、夜間は窓が結露するほどよく冷えた反面、夏の
夕方など車内が暑く感じることがあったもの事実。
直結クーラー(併用)が採用されなかったのは、豊肥線の急勾配対策
でしょうか。当時は直噴式のDMF13HSが開発されたばかりで、インター
クーラーが追加されてパワーアップしたDMF13HZやDMF13HZAが出るのは、
もう少し時代が下がってから。
技術やコストを勘案すると、扇風機併用は"ベター"な選択だったのかも
知れません。
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