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来春のダイヤ改正で新設される特急「あそぼーい」への転用に伴い、
来年1月10日で運転を終了することになった「ゆふDX」に乗車してきま
した。
・久大線
←大分 久留米、博多→
7003D「ゆふいんの森3号」〜7004D「ゆふいんの森4号」
:キハ71-2+キハ70-1+キハ70-2+キハ71-1
84D「ゆふDX4号」
:キハ183-1001+キハ182-1001+キハ182-1002+キハ183-1002(乗)
83D「ゆふ3号」
:キハ185-3+キハ186-6(乗)+キハ185-7
4847D:キハ125-25
4849D:キハ220-206+キハ220-210
4853D:キハ220-202+キハ220-207
4855D:キハ220-1501
4844D:キハ125-25
4846D:キハ200-4+キハ200-1004
4848D:キハ220-204
4850D:キハ220-201
キハ183-1000系が久大線の「ゆふDX」として運転を開始したのは、
2004年3月のこと。それ以来、ちょくちょく乗ってきたのですが、別
料金が必要になるパノラマシートには未乗でした。
↑グレー基調の高架ホームで抜群の存在感を誇る「ゆふDX」
84D:キハ183-1002ほか 大分(13:22)
久大線の特急列車は「ゆふいんの森」「ゆふDX」「ゆふ」ともに
前面展望が楽しめますが、大分→由布院で乗車した場合、乗車券の910
円に加え、特急料金が「ゆふ」の自由席で600円、「ゆふいんの森」で
1100円(閑散期は900円)、「ゆふDX」のパノラマシートで1300円必要
となります。
キハ183-1001,1002には「ゆふいんの森」や「シーボルト」で乗車
済みであることや、自由席車(キハ182-1001,1002)のフリースペース
が充実していることもあって、高額なパノラマシートへの乗車を敬遠
してきたのですが、キハ183-1000系の久大線からの撤退の知らせを
受けて、大分駅の「みどりの窓口」に向かった次第です。
↑この光景も、あと3ヶ月足らずで見納めに…
奥 7003D:キハ71-1、手前 84D:キハ183-1002 大分(13:23)
この日の84Dの大分発車時点での4号車パノラマシートの乗客は、私
の他に由布院に宿泊されるご夫婦のみ。後方の一般席も1名のみで閑散
としたものです。
初めて座るパノラマシートは予想以上に視界が開けており、「180度
のパノラマ」の謳い文句に偽りなし。運転席ごしの前面展望と異なり、
遮るものがないので爽快です。
↑小野屋で4849D(キハ220-206ほか)と交換
84D:キハ183-1002の車内より 小野屋(13:50)
大分から由布院までは上り勾配と曲線の連続で、キハ183系の走りは
重く苦しげです。それだけに、由布院盆地に入って由布岳の姿が目に
入った時の感動は大きく、パノラマシートだとなおさらです。
↑由布岳が眼前に迫る
84D:キハ183-1002の車内より 南由布〜由布院(14:13)
4号車のパノラマシート座席番号は一般席と通しで振られており、
1〜7番が一般席、8〜10番がパノラマシート(上り列車では10番が
最前列。A席が1人掛、CD席が2人掛)となっています。
↑84D:キハ183-1002のパノラマシート 由布院(14:15)
4号車(キハ183-1002)の一般席とパノラマシートの間には、フリー
スペースが設けられており、1号車(キハ183-1001)との相違点となっ
ています。
↑84D:キハ183-1002のフリースペース 由布院(14:15)
由布院では、大勢の観光客が84Dの到着を待ち構えていました。
ここまで閑散としていた「ゆふDX」も観光特急としての本領を発揮
できることでしょう。
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