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やまがた花回廊キャンペーンの初日に行ってきました。 サプライズ第一弾は山形鉄道での塗り戻しキハ28,58の運行! 山形鉄道に国鉄車が入るのは、荒砥〜米沢間直通の輸送力列車が97年3月改定で廃止されて 以来なので、10年ぶりです。 #先行して3月後半に、地元民を対象にしたキハ28,58お披露目乗車会?が今泉〜荒砥間?で #行われていたようです。
・4/1 米坂線1128D:キハ581022+キハ282371
米沢留置(10:10) ←坂町 側線縦列:キハ52121+キハ471130,キハ52127+キハ47518 4番乗り場:キハ282371+キハ581022(1128D-9129D) 5番乗り場:キハ471512+キハ52123+キハ471516(1129D)
悲惨な板谷峠に涙しながら米沢で特急“つばさ”を降りた気動車ヲタは、大太鼓とこんにゃくと 足軽コスプレとテレビ局に大歓迎されました(^^;; “花回廊1号”は1128Dのそのまま折返しで、4番乗り場では塗り戻し2連がサボ入れなどの整備中。 10時半からのくす玉割りに備えて、ホームには赤いカーペットが敷かれ、パイプ椅子が並べられ、 偉い人達が大勢集まっておりました。 私は米坂〜今泉間で指定席料金を払うのはもったいない(^^;と思ったので、1129Dで先行しました。 (時刻表を見れば分かりますが、鬼ごっこができるんですわ)
米坂線1129D:キハ471512+キハ52123(乗)+キハ471516 3822D 快速“べにばな2号” キハ52122+キハ471521
羽前小松では置賜農高の学生が大きな幕を掲げ、機敏なダンスで熱烈歓迎! でも閑古鳥が鳴いてました(^^;;
今泉では、あとからやって来た9129D“花回廊1号”を迎え撃ち(^^)。
・9129Dから9207Dへの入換 4番(米坂線下り乗り場)到着→駅前見物希望者を降ろして坂町方へ引き上げ →2番(山形鉄道下り乗り場)へ転線 #線路はその先で一緒になってるのに、ややこしいことしてます。
駅前では地元のおばちゃんら十数人が踊りで歓迎。 でも閑古鳥が鳴いてました(^^;;
再び207Dで先行。
●山形鉄道 207D:YR-882(乗) 212D:YR-882
荒砥留置(12:10) 屋外:YR-887,YR-883
9207D 快速“花回廊1号” キハ282371+キハ581022
フラワー長井線で撮ると言えばここじゃろう!という、荒砥の「最上川橋梁」で構えたのですが、 カメラを持った地元のオッサンらが、「そこ邪魔だから向こうに立ってくれ」と周りに指示を 出していたのがウザかった・・・ 9207Dは2分遅れで登場。9212Dになんとしても乗るために荒砥駅まで死ぬ気でダッシュ!
9212D 快速“花回廊2号” キハ581022+キハ282371(乗)
乗ってたのは9割方鉄ちゃん。しかも1ボックス一人程度の入り(^^;; (“花回廊1号”にはパック旅行の団体が若干名乗っていたようです。) 車内では「秘伝じんだん大福」が振る舞われたあと、「日本一長井カレンダー(500円)」の 密室洗脳即売会へ。「これを買ってもらえれば長井線の寿命が2年延びるんです!」(笑えん) と洗脳され、1ボックス一人のところへ二人がかりで売りに来るので、気の弱い鉄ちゃんは 500円出してました。コワイなん♪
あとはの〜んびり。 #YR車と塗り戻しの並びを撮るのは、交換駅ホームが全て屋寝付きの島式なので困難です。
沿線の羽前小松、長井、今泉、赤湯では商工会が主体となって歓迎に熱が入っていましたが、 乗客が鉄ちゃんばっかりというのは思惑ハズレだったでしょうね。 あおはる時期でさえカラ空きですから、次回4/21〜22はどうなることやら・・・ 期待に沿えなくてゴメンナサイ。
209D:YR-885 211D:YR-882
9144D 快速“花回廊3号” キハ282371+キハ581022(乗)
214D:YR-885(乗) 213D:YR-885
山形鉄道には土・休日全線乗り放題のフリー乗車券があります(ほとんど宣伝されていない)。 発売箇所は赤湯、長井、荒砥、運転士。発売額は1000円で、片道+ちょい乗りで 元が取れてしまうのでたいへんお得です。 今後も4/21〜22の塗り戻し、6月の“風っこ花回廊”とサプライズが続きますので、 長井線の寿命を2年延ばしたい方はどうぞ乗車券を購入してください。
・↓発売箇所「運転士」
そうそう、この日だけ“花回廊オープニング号”が「こがね」で走ってますが、見てません(^^; 米坂線の小国ではバカ停を利用して見学会が、羽前小松では歓迎会がおこなわれたようです。 4/2(12:40)に会津若松駅のライブカメラに「こがね」が映っているのをWV兄さんがチャットに 書かれてますので、磐西経由で回送されたんですな。 #線路幅が同じならそんな大回りせんでええのに・・・
人口流出に歯止めがかからない町が、町おこしに切羽詰まってもがいている状況と、 何とかして我が町を盛り上げたいと思っている熱い人達の存在を、素肌で感じた一日でした。
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