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まだ続くとは思わなかった・・・こーゆーネタ、好きですぜ。
▼ ROKUさん
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> ▼ 二瀬川ヤコビアンさん
> > 私の頭の中のDML30HSHは440PSしかありえません。
>
> DML30HSHは(新製段階で)連続定格出力425psであることを正式資料で
> 確認しました。
>
> 以下にDML30HSH形ディーゼル機関の主要目を記します。
>
> 形式:対向シリンダ、横型、単動、水冷、過給
> 燃焼方式:無気噴射、予燃焼室式
> サイクル:4
> シリンダ数:12
> シリンダ直径xピストン行程:140x160
> 総排気量:29.6リッター
> 圧縮比:14.0
ここまでは「虎の巻」と同じですが・・・
以下「DML30HSEが4つ並んだ(これ自体が誤植)うちの右端(4つ目)のヤツ」
との比較を記します。前にも記しましたが、それぞれHSD、HSE、HSF、HSHの
誤植と推定されるのですが・・・
> 連 出力:425ps
3つ目なら正解、4つ目には440psとある。
> 続 回転速度:1,600rpm
> 定 平均有効圧力:8.08kg/cm2
3つ目ならほぼ正解(8.1)、4つ目には8.36とある。
> 格 ピストン速度:8.54m/sec
>
> 実 出力:495ps
> 用 回転速度:2,000rpm
>
> 最 平均有効圧力:7.52kg/cm2
> 大 ピストン速度:10.65m/sec
実用最大については記述なし。
むしろこの「495ps・2,000rpm」ってぇのを、
S49のRJがカン違いして掲載した可能性大かと。
> 燃料消費率(連続定格時):185g/ps.h
>
> 最高許容回転速度:2,200rpm
虎の巻では「最高許シ回転速度」となってますが、まぁ同じことよね。
> アイドル回転速度:平均540rpm
> 燃焼順序:A1-B5-A4-B1-A2-B4-A6-B2-A3-B6-A5-B3
> (機関前端より見て、左側がA列、右側がB列)
> 回転方向:右回り(機関前端より見て)
> 過給方式:フク流排気タービン式(TB11B形過給器)
> 潤滑方式:歯車ポンプ圧送式
これの数値出てませんか?
2895rpm 4160l/h NO.1までは同じなんだけど、NO.2の数値が
1〜3つ目は1387l/h、4つ目は1581l/hとなっています。
(15810l/hってのはどーみても誤植なので0ひとつとりました)
> 冷却方式:渦巻きポンプ循環式
同じくこれの数値出てませんか?
1つ目は1953rpm 47t/h、2〜4つ目は2810rpm 48t/hとなっています。
#1つ目がHSDだとすると・・・調査よろしく>ROKUにゃ
> 始動方式:電気式(24V,7ps電動機x2)
「7ps=5.2KW」でよいのかな?
> 機関制御方式:機械式(最高・最低調速機)
4つとも「電磁油圧式」となってますが、同じこと?
> 付属機器:CW750C空気圧縮機,7K充電発電器各1
1〜2つ目がCW750空気圧縮機,2.5KVA充電発電器
3つめは空気圧縮機の表記がなく2.5KVA充電発電器のみ
4つ目はCW750“D”空気圧縮機,7KVA充電発電器
・・・と、なってます。
> 全長:3,057
> 全幅:2,054
> 全高:955
> 乾燥重量:4,150kg
この数値は4つ目固有のもので、1〜3つ目は
全長:2,477mm
全幅:1,997mm
全高:955mm
乾燥重量:3.430kg
と、なってます。
これらのデータから「虎の巻」のHSE×4は、やはり
誤 HSE、 HSE、 HSE、 HSE
正 HSD、 HSE、 HSF、 HSH
順番 1つ目 2つ目 3つ目 4つ目
それぞれHSD、HSE、HSF、HSHの誤植と判断できます。
> S49/2/15出図のキハ66図番DC0529とキハ67図番DC0530は、S49/12/10
> 付けで、機関連続定格出力/回転数が500ps/2,000rpmから425ps/1,600rpm
> に誤記訂正されています。
このキハ66図番DC0529とキハ67図番DC0530って、車両竣工図ですか?
それとも機関単体の図面ですか?・・・というのは、もしかすると
竣工図であれば「虎の巻」同様の誤記があってもおかしくないので。
> ただ、落成してしまえば後は基本的に設計図面の範疇でなくなるので、
> 440psの可能性があるとしたら、改造によるものではないでしょうか。
うーん・・・逆にS54年度「虎の巻」では440psが正当ということに
なってしまうのですが(同じ車設の資料なのに・・・)
#ちなみに車両側の諸元では「400ps・1,600rpm」になってるのだ。
> 余談ですが、キハ66図番DC0529とキハ67図番DC0530の台車形式は、
> 上記の機関出力誤記訂正日と同日に、DT39B,TR218BからDT43,TR226に
> 変更されています。当初は仮想心ザラで計画されていたモノが、土壇場で
> マクラバリ貫通方式に変更されたのかもしれません。DT39B,TR218Bは幻に
> 終わらずに、引っ張られロクゴの足として登場しているのもおもしろいですね。
これ、単に型番が同じだけで全然別物ってオチじゃないよねぇ?
> 余談の余談ですが、キハ28 1001,501の図面DC0472は、テールライト間隔
> (正2,280)が2,200と誤記されたまま流れています。ひょっとしたらキハ28の
> モデルチェンジ車の中に顔つきが変な奴がいるカモ(笑)
今後みんなで探してみますか?
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